泉ガーデンタワーは、ガラスブロックを積み上げたような外観も特徴的であるが、その構造も、かなり先端的かつ特徴的なのである。
■ 超ワイドスパンを実現(横)
泉ガーデンは、ビル外周部に柱が少ない。最長16mという超ワイドスパンなのである。これは、中心部にボイドコアという中空空間を持たせて、この周りに柱を配置することにより、外周部の柱を最小限にした構造を取ったことによる。
また、建物の建設時にプランニングを綿密にすればするほど、将来、ニーズが変わったときへの対応能力が少なくなると言った建築的なパラドックスが存在する。このボイドコアには、そのようなことを考慮に入れた、将来のニーズの変更の為の備えとしての「空間」としての機能もある。
■ 超ワイドな開口部を実現(縦)
床から天井上(!)までを開口部にした窓。その開口部の高さをカバーした一枚のガラスで覆うという、超ワイドな開口部を実現している。
これによって、窓際へ行くと「浮いている」感覚にすらなる。
つまり、泉ガーデンは、すべてにおいてギリギリのところまでの開放感に浸れるビルなのである。これだけのギリギリ感であると、かなり優秀な構造家の先生が、熟慮したと思われるが、いやー、正直、怖いかも。
- indicated by 東京イエロー(初代) -
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